アルトコイン ライトコイン Litecoin(LTC)について解説!
今回はアルトコインであるライトコイン Litecoin(LTC)
について解説していきます。
おすすめ購入方法も紹介します。参考になれば幸いです!
(アルトコイン=ビットコイン以外の仮想通貨 です。)
ライトコインのスペック
総発行量:8400万枚
マイニングアルゴリズム:Scrypt
平均ブロック生成時間:2.5分
ブロックサイズ : 1MB
公開日:2011年10月7日
ライトコインの誕生
ライトコインは2011年10/7 に元Googleの技術者であったCharlie Leeによってリリースされました。
ライトコインはビットコインのように、実用性のある決済通貨として作られています。
2009年1月3日に公開されたビットコインの2年以上後に公開された後発の仮想通貨という事もあり、
ビットコインよりも改善され、優れている点が多くあります。
ライトコインの平均ブロック生成時間は2.5分で、ビットコインの10分と比べると格段に速くなっています。
ブロックとは仮想通貨の取引データが書き込まれたデータの塊の事です。
このブロックがチェーンのように繋がり合い、ブロックチェーンという世界中の仮想通貨の取引が記録された取引台帳が形成されます。
ブロックチェーンは基本的に仮想通貨の種類毎に存在します。(イーサリアムのトークンなどはイーサリアムとブロックチェーンを共有しています。)
ブロックが生成された時に、新たな取引記録がその取引台帳に書き込まれる事になります。この際に取引が「承認」されます。
「承認」は送金処理の完了に必須のプロセスであり、ブロック生成時間が速いと早く送金処理がなされるという事になります。
このライトコインの高速な平均ブロック生成時間は、送金手数料も非常に格安になるというメリットがあります。
ビットコインは現在「送金詰まり」現象が続いています。
ビットコインはブロックサイズが1MBですが、1MB以上の送金データをブロック生成速度を上回って送信されると、送金処理が後回しにされて遅延していきます。
そして、より高額な送金手数料を支払わないと優先的に送金処理がなされて行きませんので、「送金詰まり」が起こると、遅延なく送金するための送金手数料額もどんどん高騰していきます。

出典: https://bitcoinfees.earn.com/
2018年1/18現在、ビットコインを遅延なく送金するには501sat/byte (約1500円)が必要になります。
ライトコインでは100円以下で遅延なく送金することが可能です。
また、マイニングアルゴリズムはScriptというアルゴリズムを実装しています。
ビットコインはSHA256というアルゴリズムです。
ScriptはSHA256と比べて計算難易度が低く、電気コストが低く抑えられるという利点があるようです。
ライトコインのポジション
「デジタルゴールド」と呼ばれるビットコインに対して、ライトコインは「シルバー」だと言われています。
実際の金と銀の関係と同じく、ライトコイン(シルバー)の方が量が多く値段も安くなっています。

ライトコインは「送金詰まり」や送金手数料高騰問題など、ビットコインの弱点を補う形で「シルバー」の地位を確立してきました。
しかし、去年の夏にはビットコインキャッシュという通貨が生まれました。
ビットコインキャッシュもビットコインにおける「送金詰まり」や手数料高騰問題を克服した決済用通貨です。
ビットコインキャッシュについての解説はこちらです↓
そういう意味ではビットコインキャッシュとはライバル関係にあると言えます。
確立された地位
ライトコインは2011年10/7に公開されており、仮想通貨の中では歴史のある古い通貨です。
アメリカ最大の取引所のcoinbaseと同社が運営するGDAXで取引されています。
ファンも多く、ライトコインのコミュニティも非常に活発です。
現在、ライトコインは仮想通貨市場ではメジャーな存在として広く認知されています。
去年の12月にはライトコインは最大手オンラインゲームプラットフォームである「Steam」においても決済通貨として採用されました。
You can now buy Steam vouchers with LTC! Thanks @bitrefill for supporting Litecoin! https://t.co/U2C1Nd5wck
— Charlie Lee [LTC] (@SatoshiLite) 2017年12月8日
参考URL : http://coinpost.jp/?p=10132
このように現在ライトコインは仮想通貨市場において高い地位を築いています。
日本の仮想通貨取引所においても広く取り扱いがあります。
おすすめ購入方法
日本からライトコインに投資するにはビットフライヤー(bitFlyer)をおすすめします。
日本円で簡単にライトコインを購入できます。

ビットフライヤーはリクルート、東京三菱UFJ、GMO、
などの大手の企業から出資を受けている日本の最大手の仮想通貨取引所です。
登録方法の詳しい解説はこちらをご参照ください↓
今回は「デジタルシルバー」ライトコインについて書きました。参考になれば幸いです!
読んでいただいてありがとうございました!
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